新人SEは基本情報技術者試験の勉強をしよう!
今年も4月になり、多くの方が新卒入社でSEとして社会人デビューをされたかとおもいます。おめでとうございます!
ただ、そんな新人の方にとって、つきまとうのが専門用語の壁であったり、そもそも前提知識がないことによる何をすればよいのか行き詰ってしまう現状。。しかもクライアントの前に立ったら、プロとしての発言や回答をもとめられます。
そんな皆さんにおすすめしたいのは独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が開催している基本情報技術者試験の”勉強”をすることをおすすめいたします。
重要なのはあくまで”勉強”をすることであって、取得ではありません。本日はなぜ基本情報技術者試験がおすすめなのかということとその勉強方法について、私なりの見解を解説していきます。
基本情報技術者試験の試験範囲は新人の悩みを解決する!
新人や若手社員の方が最初にぶつかる壁は「何をすればよいかがわからない、、」だったり、「とりあえず会議に参加しているけど、先輩社員の話している内容につけていけない、、」かと思います。
では、なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
その理由は実は非常に単純で、新人のころは用語についての理解が足りなかったり、そもそもどのような工程で仕事が進んでいくのかがわからないからです。
そして、これらの問題点を解決できるのが基本情報技術者試験だと管理人は考えています!
その理由を次の項目以降で解説していきます。
ススメの理由:ITに関する基本的な知識を広くカバーしている
基本情報技術者試験の試験範囲はその名の通り、我々SEが業務をするうえで必要な知識を広く浅くカバーしてくれています。
具体的には、プログラミングやアルゴリズム等の技術的な分野から、プロジェクトマネジメント等の管理的な分野まで様々です。
これらの幅広い分野に対する深いところまでは踏み込まないですが、SEにとって知っておくべき知識の全体像が見える試験となっています。
このような理由から、入社したばかりの新人や若手にとっては特に勉強することをおすすめの資格と言えると考えています。
具体的な勉強方法は?
よく資格試験の勉強方法を調べると、「問題をとにかく解きまくるような勉強」を見かけることがありますが、私ははあまりおすすめしていません。
なぜなら、このような勉強方法ではあくまで試験への対策になってしまい、本当の意味での自分の知識にならないと考えているからです。
私がおすすめする勉強方法は問題の傾向を覚える前にまず理解できるようになることに重点を置いています。
具体的には以下のようなステップで実施するとよいかと思います。
- 試験範囲全体の内容を網羅的に理解できるテキストを通して読む(この段階では細かな用語等暗記しなくてOK!)
- 過去問題を解いて、自分が理解できている内容と理解できていない内容を把握する
- 理解できていない内容に注意しつつ、テキストを改めて通しで読む
- 2~3のステップの繰り返し
重要なのは何か内容に関するキーワードを聞いたときに数珠繋ぎのようにそのキーワードに関連するワードが思い出せるようになることです。
それができるようになることによって、業務中の会議の中で話についていけるようになったりとか、自分がおかれた状況の中でどのような作業が求められているのかがわかるようになるかと思います。
もちろん、内容を理解し、過去問題を解くことでアウトプットもサイクルに取り入れているので試験対策にもなるかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
管理人がなぜ基本情報技術者試験をおすすめするのかについて、わかっていただけたかと思います。
当然、人それぞれやりやすい勉強や考え方があると思いますので、最終的には皆さんの感覚でそれぞれ頑張っていただければと思います。
みんなが同じスタートラインに立っている新人や若手のときだからこそ、少しでも人より努力してロケットスタートを切りましょう!
この記事がその際の少しでも参考になっていただければ幸いです。