量子コンピュータの登場により、難解な数学の問題や今まで古典コンピュータで解くことのできなかった計算が解けるようになるといわれている。
超高速の計算を用いて、さまざまなシミュレーションも行われ、あらゆることが最適化される社会が到来することが期待されているかもしれない。
しかし、その未来が本当にすべての人にとって、幸せかどうかは別問題かもしれない。
あらゆるタスク、仕事が最適化された結果、職を失う人が出てくるも。あるいは、あらゆる選択をコンピュータに頼った結果、選民的な思想が根付くかも。。
そんなことにならないように、テクノロジーの力を借りつつ、”最適化された結果”を人間の頭で吟味し、最終的なかじ取りを行わなければならないことを忘れてはいけないのかもしれない。